こんにちは。勉強カフェの上村綾子です。

今回インタビューさせていただいたのは、昨年9月に長年勤めた会社を定年退職された後、資格試験勉強のために柏マルイスタジオに入会されたS.N.さんです。

上村：なぜ勉強カフェをお選びいただいたのですか？

S.N.さん：
定年退職まで何十年もの間、毎日出勤するのが当たり前の生活だったので、ずっと家で過ごす生活は自分にとっても家族にとってもストレスでした。
家にいるとずっとテレビを見てしまうので、物理的に家から体を離さなくてはとも感じました。

会社員時代は仕事に役立つ資格勉強をするのが当たり前だったので、今回も退職後に役立つ資格を取得しようとマンション管理士試験を目指すことにしました。

勉強カフェにたどり着くまでに色々な場所で勉強を試みましたが、どこもしっくり来なかったんです。
平日シニア層で溢れる図書館は毎日同じ顔ぶれで、自分がその中の1人になってしまうことに抵抗を感じました。
一般的なカフェにも行きましたが、食事やドリンクを頼んでも2時間以上は滞在しにくい雰囲気があり、グループで盛り上がっているお客さんがいると集中できなくなってしまいました。
ネットカフェは静かではあるものの、娯楽や暇つぶし目的で来ている人達の雰囲気が合わず、コワークングスペースでバリバリ仕事をする人達の中では自分は異色、と完全な勉強場所難民になってしまいました。

街を散策する中で勉強カフェを見つけ、「まさに探していた場所だ！」とピンと来るものがあり、すぐに入会しました。

上村：勉強カフェはどのような使い方をされていますか？

S.N.さん：
今は週に３日ほどパートをしているので、パートがない日中の時間を勉強カフェで過ごしています。
感覚としてはパート半分、勉強カフェ半分という生活です。

勉強カフェでは試験勉強だけではなく、読書をしたり、調べ物をしたりとマイペースに過ごしています。
勉強カフェには一生懸命勉強されている若い方がたくさんいるので、彼らの姿を身近で見ることは大きな刺激になります。
歳は違えど、この場所で明日に向かって努力している点ではつながっています。
また、若い人たちばかりでなく同じ年代の利用者をちらほら見かけるのも程よい安心感があります。

上村：先日柏マルイスタジオにご友人を連れて来られたと聞きました。

S.N.さん：
はい。ちょうど久しぶりに同期入社だった元仕事仲間と柏駅付近で会って、それぞれの近況を話していたんです。
友人も退職後の人生を模索していることがわかったので、勉強カフェのような場所があることを伝えました。

その流れで「このすぐ近くだから一緒に行こうか」となり、フラッと2人でスタジオに顔を出したんです。
友人は遠方から来ていたので柏マルイスタジオに日々通うことはできないのですが、勉強カフェという場所をすぐに気に入って、「こっちに出てきたときには絶対ビジター利用したい」と喜んでいました。

上村：そうだったのですね。ご友人にご紹介くださりありがとうございました！こうして世代を超えた勉強仲間の輪が少しずつ広がったら嬉しいです。同じ世代間では得られない学びも多くあると思います。今日はインタビューにお答えくださりありがとうございました。

人生100年時代、勉強は若い人たちだけのものではなくなっていくのでしょうね！
定年後も自分らしく学びに挑戦しながら、より良く生きる選択をされているS.N.さん。
勉強カフェもますます学びのダイバーシティーを広げていけるよう頑張ります！一緒に歩んでいきましょう。